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ブログ・お知らせ

白井(千葉県柏市)さんのメール

2018.08.31

   古波蔵さん    国際英語の考えで若干わからないことがあります。それはアメリカ英語とイギリス英語のどちらを学ぶべきかということです。例えば小学校はイギリスではprimary schoollですがアメリカではgrade schooです。こういう場合どちらを使うのが国際英語と言う観点からは正しいのでしょうか。

   お答えします。どっちでもいいです。どっちも知らないと困ってしまいますが。その時の気分で使い分けてもいいですし、何でもいいのです。国際英語という考え方はあまり押し付けがましいものではありません。いろんな国の人がコミュニケーションを取ろうとするのですから、その中には上手い人、そうでない人、ネイティブ、ノンネイティブ、アメリカ人、イギリス人、日本人、宇宙人(?)などいろんな人が混じってくるのです。

   そういう状況で例えばイギリス人が小学校はイギリスではprimary school であってアメリカ人が使うgrade schoolはまかりならん、と主張してもだれも耳を傾けないでしょう。イギリスでならそれは通じるでしょうが。「こら、イギリス人のくせにアメリカ人のまねをしてgrade schoolを使ってはならん」なんて。仮にアメリカ人と話していて、「小学校はアメリカではgrade schoolと言うんだよ」と言われたならば「ああ、そうですか。でもイギリスの辞典にはprimary schoolと載っていて、彼らもこれを使っています。私にとって英語は国際コミュニケーションのためであって必ずしもアメリカ英語を話しているのではありません」と答えればいいのです。ちょっと長いのでもっと短くして「イギリスではそう言いますが、イギリス英語も英語でしょ」で十分でしょう。四の五の言ってきたら「英語にはいろいろあるんですよ!」と言ってやればいいのです。      日本人が学ぶべきはやはり本場イギリス英語だ」とか「いや、今はアメリカが世界の中心だからアメリカ英語のほうがいい」とかいった議論が結構あって、英語が大きな輸出品となっているイギリスにはこれは絶対に譲れない問題でしょうが、日本人には関係ありません。

   こういう論議をしていてもまったく生産性がありません。答えが出ないのですから。いや、本当はもう答えを出さなくてはなりません。でないと、さ迷う人がいつまでもいるでしょうから。その答えとは。

日本人に必要なのは国際英語であり、国際英語では何でもありである。ともかく意味が通じればそれでよい!   おまけ    自分が話す時は米語でも英語でも構いませんが、いろんな国の人の英語 を聞き取れるためにはBBCなどでいろんな英語に慣れたほうがいいでしょう。普通に日本で暮らしていると、入ってくるのは圧倒的に米語なので“実戦”において米語以外の英語の聞き取りに苦労するはめになりかねません。    ですから、英語を上達させたい方は意識していろんな国の英語を聴くようにして下さい。この点BBCは重宝です。スクリプトもただでついていて、いくらでも音声が聞ける太っ腹のBBC,ありがとう!      大田(愛知県岡崎市)さんのメール    古波蔵さん    ずばり聞きますが、古波蔵さんはネイティブが嫌いですか?

   お答えします。好きでも嫌いでもありません。いい人ならネイティブでもノンネイティブでも宇宙人でも好きです。英語を話す場にネイティブがいることに対して私は何とも思いません。いても別にプラスになるわけでもないが、逆にマイナスになることもありません。    再三言うように、肝心なのは「英語を自ら学ぶこと」であり、(無論レベルによりますが)誰かから習おうという受身の姿勢では英語でも何でも絶対に上達しないということです。そのことを多くの人にわかって欲しいと思います。

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