鈴木(神奈川県横浜市)さんのメール
2018.08.29
古波蔵さんが困りそうないい質問を思いつきました。発音はどうなのですか?ネイティブから習うほうが発音上手くなると思いますし、リスニングにもいいので一石二鳥ではと思いますが。
まず、発音についてはネイティブから習ってもああいう発音になりません。留学した人、英会話学校へ行っている人、ネイティブのように発音していますか?違うでしょう。またNHKの国際アナウンサーを引き合いに出したように、カタカナでもいいではないですか。フランスがアメリカとイラク問題で激しく対立していた時の国連での代表はドピルパン外相でしたが、完璧なフランス語なまりの英語でした。 無論彼だけではありません。事務総長は韓国語なまり、その他の要人もすべてそうです。国連のああいう舞台で活躍するほどの人々の英語でさえもそうなのですから、我々のような下々の人間がなまりのある英語(カタカナ英語)でいったい何の不都合があるのでしょうか。
次にリスニングの件ですが、痛いところをついてきますねー。いやおっしゃるとおり。やっぱりネイティブに限ります。うそです。確かにリスニングにはいいでしょう。でも何をしに行くのでしょうか。リスニングではないでしょう。スピーキ ングの練習に行っているはずです。 そのような二兎を追うようなことではいけません。リスニングにいいと言いましたが、1週間に1回1時間程度音声を聞いてどれくらいリスニングが伸びるのでしょうか?ほとんどゼロと言っていいでしょう。それでリスニングが伸びるならだれも苦労はしません。リスニングは1日に最低30分、出来れば1時間やる必要があります。NHKの講座やBBC,VOAをおうちで地道に聞いてください。他に方法はありません。