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② 英語力と経済力の相関性

2018.08.24

 少し、脱線しましたが、もうひとつの理由です。それは英語力と経済力は無関係ということです。英語ができれば経済がよくなるわけではないことは英語圏の国を見ればすぐにわかることです。例えば、フィリピン。英語が抜群にできます。経済はどうでしょうか?インドも英語が公用語で最近伸びてはきましたが、まだまだでしょう。しかも伸びたのはIT技術などのおかげであって、英語ではありません。英語はずっと前からできるのですから。    一番わかるのが日本自身でしょう。戦後驚異的な技術力を築き上げ、それを土台に世界第二位の経済力にまでなりました。英語ができたからですか?違うでしょう。今でも日本人は英語を苦手としますが、当時はもっと苦手だったことは日本人ならみな知っているはずです。    英語が苦手ではあっても、日本の製品を海外に持っていってそれを必死に売り込んだから、またその製品がよかったから、先輩方ががんばったから日本が大きく発展したのです。日本人の英語は「国際化、グローバリズム」という錦の御旗のもと、以前よりはだいぶ上手くなりました。    英語を上手に話せる人が多くなりました。しかし、経済力や技術力はどうなのでしょうか。相対的に下がっているように思えるのですが?もうこれでおわかりでしょう。英語力と経済力(技術力)には何の関係もないのです。1億3千万人のなかで海外との貿易など仕事で英語を必要とする人はごくわずかに過ぎません。その人たちが英語ができれば、それでいいわけです。あとの人は英語ではなく、車の設計をしたり、電子製品を開発したり、PCのソフトを作ったり、道路を作ったりすれば日本は繁栄できるはずです。    「国際化、グローバリズム」という得体の知れない言葉にマインドコントロールされて、英語を妄信するあまりより本質的なもの、より重要なものを大きく損ねるような愚行は断じてしてはなりません。

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