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海外留学について

2018.07.30

  ずっと前から思っていることがあります。それは留学することで箔がつくような日本の価値観はおかしいのではないかということです。知りあいで、大金をはたいてアメリカの大学に留学した人がいました。その人は某有名私大Wで講師をしていて、教授になりたいという夢をもっていました。 専門は消費者保護だそうです。大学で教授職につくには、アメリカの大学での留学経験が必要ということだそうですが、まったく理解できないことです。これも逆に考えればわかることです。もし逆にアメリカの大学で教授になるには日本の大学に留学する必要があるとしたらどうでしょうか?まったく理不尽なことでしょう。   それと同じことなのです。日本で教授になるにはアメリカの大学に留学しなければいけないなどということは。日本が途上国ならわかるのです。途上国の多くは先進国へ留学することで認められることがあるというのはわかるのです。先進国の進んだ技術や制度を取り入れて、自国の発展に寄与するという。しかし、日本は紛れもない先進国なのです。
   いったい海外へ行かなくては身につかない技術はどのくらいあるのでしょうか?医学などはそうでしょう。アメリカの医学界の厳しさは相当なものでまたそれに伴い技術も高いようです。そういうものを学びに行くのであれば、大いに結構だと思います。中国で鍼灸を習ったりもいいかもしれません。沖縄の親戚でこれを実行して今、ヘリポート建設で問題になっている名護市で開業している人がいます。繁盛しているそうですが。  しかし、先の消費者問題などについてはまったく理由が見えません。この分野に関してアメリカが進んでいるからと言うのですが、それだけではいまいち納得できません。アカデミックな世界に限らず、留学したということがステータスになることがこの国では多いようですが、もうこういう自虐的な風潮、ものの考え方はやめるべきだと思うのです。実体がないのですから。
    特に英語講師についてはこういう風潮が強いようです。留学したことが採用条件になる場合もあるようですが、留学しようとしまいとどこにいようと勉強する人ができるのであって、留学すれば自動的に英語が上達するわけではありません。国際語である英語はどこにいても学習できます。  特に今はネットがあるので、離島でもそれほど苦労しません。やる気と工夫です。現に知り合いで奄美大島在住の田畑さんはそこで勉強して英検1級に受かりました。本人は「確かに奄美には大きなチャンスはないかもしれないがでもやればここでもできるということを生徒に教えてあげたい」と言っていました。塾の先生をしていますが、こういう先生から教わる生徒は大変幸せだと思います。またこういう先生を私は心から尊敬します。チバリヨー(気張りよー →、がんばれ)!

 

 

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