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映画での勉強

2018.06.24

   ハリウッド映画などで会話表現を学ぶことについてお話しましょう。これは問題のほうが大きいように思います。ひとつは、俗語が混じっている可能性が大きいということです。その映画にもよりますが、一般的に言えばアメリカ映画では俗語が頻繁にでてきます。
   しかし、それをもし国際英語を使用する場面(様々な国の人がいる)で使用しても通じないはずです。国際英語では俗語は使ってはいけないのですから。また通じないだけでなく、通じた場合のほうがさらに悲惨な状況を引き起こす可能性があります。人格を疑われる可能性すらあります。
   ただ映画を見て、字幕を見るだけではそれが単に会話表現なのか、使ってはいけない俗語なのかまったく判断がつきません。私としては映画を学習材料にするのはお勧めできませんが、どうしてもというのであれば、その表現をしっかり調べていい言葉なのか、そうでないのか確認する必要があります。
   もうひとつはアメリカ英語に偏ってしまうことです。ハリウッドなのですから当然そうですが、国際英語を提唱する当会としてはこれはよくないことであると言わざるをえません。もちろん、どうしてもアメリカ英語がいい、というのならいいのでしょうが日本人にとって必要な英語の勉強がしたいのならアメリカ英語に偏ってしまう映画での学習は避けるべきです。
   私自身の話をすれば映画を見たことはほとんどありません。しかし、英語は相当上手に話せますし、外国の人から「きちんとした英語」であるとよく言われます。何度も言うように、教科書やニュースなどできちんとした英語を学んできたからです。
   ニュースではインタビューなどで会話が頻繁に出てきますが、俗語はほとんど出てきません。これも逆に考えればわかることで日本でも友人同士では多少荒っぽい言葉を使ってもテレビのインタビューともなるとそうはいかないでしょう。やはりていねいな言い方を普通するはずです。
   ですから外国人が日本語を学ぶ場合に乱暴な言葉をそのまま使う映画を参考にするべきではないでしょう。ニュースならそういうことはないでしょうから、外国人はこれを教材に勉強してきちんとした日本語を学んでほしいと思います。同様に、日本人が英語の会話表現を学ぶ場合もBBCなどを参考にしてきちんとした英語を学ぶべきだと思います。

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