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通訳業界の真実

2018.05.24

会議通訳

会議通訳といえば同時通訳を連想する人も多いでしょう。女性にとっては憧れの職業のひとつのようです。しかし会議通訳で食べていくのは翻訳以上に大変のようです。社内通訳なら結構需要もあり、安定しているようですが会議通訳だとかなり厳しいものがあります。仲間にも社内通訳をしている方が数人います。あいにく会議通訳をしている人はいませんが、大手通訳学校の会議通訳講座を受講している、あるいはしたことがある方はたくさん知っています。その方々からの話で一致するのは講座を受講して卒業しても仕事がない。何百人も実力のある希望者が控えていて仕事にありつけるのは不可能だということです。
そもそも日本で、東京であっても英語で会議をするのはどのくらいあるのでしょうか。正確な数字は知りませんがそう多いとは思えないのです。また最近は英語を話せる人が多くなったので、通訳を使うことも少なくなったはずです。私は日本人全員がいずれ程度の差はあっても、国際英語を使えるようになって日本をもっと世界に発信できればいいと思っているので、これはいいことだと思います。
  そういうことを思うと今でも厳しいこの業界がさらに厳しくなるのは明白ではないでしょうか。少なくとも私の知人には職業としてこれを勧めることはできません。国際英語の普及を夢見る私としては、通訳が要らなくなる日本の到来を待ち望んでいます。会議通訳に対する需要は供給をはるかに下回るので、会議通訳者として採用されるのは希望者のなかのごく限られた一部でしかありません。それで食べていける確率的はかなり低いのが実情です。また通訳学校の授業料は安いとは決して言えません。この二つの事実を踏まえた上で「行きたい!」と思うのであれば、がんばってほしいと思います。考えてみれば、プロの歌手を夢見る人やプロ野球選手を夢見る人もみなそうなのですから(ただし、自分の身内にはこんな不確かなものは絶対に勧められませんが)。

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