B ICレコーダーの活用
2018.04.29
B ICレコーダーの活用
なかなかまとまった時間が取れない人にお勧めなのが通勤時間を利用できるICレコーダーを活用した方法です。私自身これを実行して大きな成果を挙げました。通訳ガイド試験で苦手な日本史の項目をこれで覚えて試験に受かりました。録音できるものならばテープレコーダーでも何でもいいのですが、ICレコーダーは消したり、足したりが容易なのでこれがもっとも使い勝手がいいと思います。
ICレコーダーに吹き込む場合、何件吹き込めるかが問題です。200件吹き込めればいいでしょう。私が持っているのは1万円くらい(もっと安いのもあります)でパナソニックの細長いやつです。この機種の場合はフォルダが4つあり、各々のフォルダに99件吹き込めます。
例えば、フォルダAの1番目にある単語を吹き込んでその意味もちょっと時間を置いて吹き込みます。こうして99すべてに吹き込むのです。連続再生が出来ますので一度ボタンを押せば、最後まで99の単語を聞くことが出来ます。もう2つのフォルダにも別の単語を吹き込みます。計297単語。しかしこれは多すぎるでしょうから、200位がいいと思います。
通勤時間中、こうやってずっと聞き続けます。そしてある単語を大体覚えたら、 その箇所は消して別のまだ覚えていない単語を足して行くのです。歩いている時も。こうすれば覚えないという事は不可能になってきます。ただし、時間がある時に文字で確認することも絶対に必要です。なぜなら音で聞けばわかるが文字だとわからないということが生じるからです。
特にスペルと実際の発音が離れている単語はそうです。しかし、8割方はこの方法で済むので今まで無駄になっていた時間を有効に使えます。ただし、あまり長時間やると頭痛がしますのでそうならないように気をつけて下さい。毎日5-6時間聞き続けてめまいがしたのでしばらく中止したことがあります。治るのに2週間かかりました(苦笑)。