英会話学校についての私の考え
2018.04.26
英会話学校がこれほど多い国はそうはないのではないかと思うくらい日本には英会話学校、教室がたくさんあります。私自身は独学で英語を学んだので、英会話学校にはいったことはありません。ただし東京新宿のwords and joyという英会話喫茶には10数回通って楽しんだことがあります。1時間千円で、いつ行ってもいいというスタイルだったので、気楽にいけました。あとは、大学時代に英語圏の友人がいたこと、従妹がグレーンという米兵(いい人でした)と結婚して、よくドライブにいったことくらいで、留学などはまったくありません。
話を戻すと、英会話学校にはそれなりの利用価値はあると思っています。それは、外国人(英語ネイティブとは限らない)と自分が学んできた、あるいは学んでいる英語でコミュニケーションが取れるかどうか試すということです。私自身は、中学高校といわゆる受験英語しかやっていなかったので、自分の英会話力に対して自信がありませんでした。しかし、大学時代に外国人の友人ができたおかげで、自分の学んできた英語が「実戦」でも立派に通用するという確信、自信を持ちました。これ以来、帰沖した際に、アメリカ人のいる場所へ行っては英会話を実践したりしたのですが、それによって英会話がうまくなったというよりは、受験時代に勉強したことが、「話す」という局面においても有用であったと思うのです。
ですから、英会話力を身につけたければ、まず英語を読む、聞く、単語を覚えるべきであり、その後で英会話学校という「実戦」の場での経験を積むべきと思います。英語が読めない、単語がわからない、聞けないのに英会話学校へ行くことほどコストパフォーマンスの悪いことはありません。もし、こういう方法で英会話力を身につけようとするのであれば、何年もかかりますしお金も当然かかります。私のお勧めはまずは英検準2級、出来れば2級を取ってから英会話学校に行くということです。はっきり言いますが、英検準2級程度の英語力もなければ、小学生程度の英会話しかできません。準2級、2級を取ってからなら、大抵のことを英語で話せるはずです。
とは言っても、こういう「下積み」だけではモチベーションが続かないというのであれば、英会話学校と平行して、英検のための勉強をするといいでしょう。再三言いますが、よほど暇とお金が余ってない限り、甚だ効率の悪い「単語も何も知らないのに、英会話学校だけで英会話力を身につける」方法はやめたほうがいいです。お金を使わない方法としては、外国人の友人を見つけるか、英会話サークルに入るなどがあります。
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