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文法の重要性は目的で異なる   大学受験英検英語教室

2018.03.28

実用英語(スピーキング)に関する論議がかまびすしいです。「こんなのやっても役に立たない。」「文法気にしていたら話せない、だから気にするな」。人によってその必要性に関してほぼ意見が二つに分かれます。しかし、こういう論議に必ずと言っていいくらい欠けているのが「誰にとって」という前提条件です。それによって答えは正反対になるのですから、それ抜きで議論してもなんら生産性はありません。文字通り不毛の論議でしかないのです。

話は少し変わりますが、あなたがボクシングのトレーナーだとします。そこに明日野 丈 君という若者がボクシングの試合をすることになったから教えてくれと習いにきました。そしてあなたは丈君にボクシングを教えることになるのですが、一番先に聞かなくてはならないことがあります。その試合はいつかということです。
それが1週間後なのか、2年後なのかで教え方は大いに違ってくるからです。2年後ならロードワーク、パンチングボール、シャドーボクシングなどなど基本から徹底的にやるはずです。ところがこれが1週間後となるとそんな悠長なことでは間に合いません。即実戦形式の練習です。すなわちスパーリング中心。これでとにかく殴り合いになれて、コツをつかむしかありません。これが最も効果的な方法なのです。
これと同じことが英会話における文法の位置づけにも当てはまります。1週間後に急に海外旅行に行くことになったが、まったく英語がわからないという人に文法を教えても何の助けにもなりません。即、「すぐに使える表現」 Nice to meet you. I’m from Japan. などをとにかく覚えこませる以外ありません。逆に3年後にアメリカに移住するからそれまでにみっちり勉強したいというのならば、文法もしっかり教えなくてはなりません。
なぜなら「すぐに使える表現」を教えるだけでは必ず行き詰るからです。書店に行けばこのような「すぐに使える表現」を多数ちりばめた本が売ってあって、

それはそれで役にたちます。時間が無い人のために。実は私もこの方法でロシア語を1ヶ月勉強したことがあります。
しかし、じっくりと時間をかけてしっかりとした英語を身につけたいのであれば、文法は絶対に必要です。ただここでさらに言わなくてはいけないことはどの程度上手に話したいか、話す必要があるかです。それによって、文法をあまり気にしてはいけない、文法を気にしなくてはいけないが決まってくるのです。以下がその端的な例です。

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