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今回は大学受験の話をします      大学受験英検英語教室

2018.03.27

大学受験のセンター試験が変わるそうですね。今度の高1生が大学を受験するときからだそうです。私が大学を受験したときにはそれまでの試験がなくなって共通一次試験になった二年目でした。その共通一次もセンター試験に代わったわけですが、何が変わったのでしょうか?変わったのは名前だけと言えます。試験形式はまったく同じ、つまりマークシートで、英数国理社と教科も同じです。何も変わってないのです。
  ということを思えば「変わる」と言われている、今の国公立の大学入試のあり方もたいして変わらない、というか変わりようがないというのが私の考えです。まず科目数から考えてみましょう。これまで国公立は私立の三教科に対して五教科だったわけですが、これは今後も変わらないでしょう。私立は受験生が受験しやすいように科目数が少ないのですが、宣伝しなくても受験生が集まる国公立はそういう「気配り」が不要だからです。マークシート方式も変わらないと思います。何十万の受験生の解答用紙を迅速かつ正確に採点できるのはこの方式のみだからです。
  英語に関しては英検を採用するそうです。これだってマークシート方式なので本質的には変わらないと言えるでしょう。ただ英検は年に3回あるので、今の一発勝負的なセンター試験よりは運不運を排除できて、より正確な英語力測定ができるはずです。毎年受験生を見ていますが、日程さえずらせば何校でも受験できる私立大と違い、一発勝負の国公立大学入試であるセンター試験は大げさに言えばギャンブルのようなものだと思わざるを得ません。模擬試験などで安定した得点を取っていても、本番で体調不良、緊張などの理由で実力を発揮できずに、その一年間の努力が報われない受験生を見ると、本当に気の毒です。スポーツ競技の中には何回か試技を行ってその中で一番いい得点を採用してそれで順位を決めるものがいくつかあります。英検を利用できる英語以外にもこのようなシステムを作って、生徒に複数回の“試技”機会を与え、彼らの努力が無駄にならないように配慮して欲しいものです。

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