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文法論争に終止符を  大学受験英検英語教室

2018.03.26

必要な文法とそうでない文法


文法が必要かどうかと聞かれれば必要だと答えます。しかし、中にはそうでないものがありそういうものまで学校教育で教えるから、「受験英語」として非難されることになるのです。この受験英語の最たるものが例えば書き換えでしょう。話法の変換などやっても何のプラスもありません。英語が嫌いになるだけです。重文と複文の区別も不要です。無生物主語という用語も教える必要はないと思います。別にそんな言葉を覚えさせなくても何の障害もないはずです。文法は大事ですが、それが他と切り離されてしまっていて、生かされていないのが問題なのです。読んだり、書いたり、話したりする時の手がかりが文法であり、文法はそれ単独で存在するものではないのです。しかし、あたかもそうであるかのように文法のみを分離させて教えまたその問題をこしらえるからおかしなことになるのです。

提言-学校英語の文法問題を廃止する

ある人はこれに反論するでしょう。文法問題がなければどうやって生徒がこれを理解しているか確認できるのかと?答えは英作文です。英作文をやらせれば文法がわかっているかどうか一発でわかりますし、文法は書くため(話す、読むもそうですが)にあるのですから、実際に書かせて、きちんと書けるかどうか確かめればいいのです。
英検1級レベルの人でもきちんと書ける人はまれです。これは図らずも日本の英語教育でいかに「書く」ことが欠落しているか、その証左と言えるでしょう。先生の負担は増えるかもしれません。文法問題なら○×式で楽ですが、作文をチェックなると手間隙かかります。しかし、本当にこの国の英語教育をよくしたいのであれば、億劫がってはいけません。私自身億劫がらずに会員の方の書いた作文を添削しています。

日本の未来を担う若者のために尽力するのは教師として当然ではないかと思います。学校教育でスピーキングを取り入れる場合はあまり生徒に文法上の間違いを指摘してはならないでしょう。まずは、楽しませる。のびのび話させる。自信を持たせることだと思います。ほとんどの人は簡単な英会話で事足りるはずですからそれでいいはずです。高度なスピーキング力の養成は大学で十分だと思うのです。取り合えず、文法を理解していればそれをスピーキングに反映させるのはさほど困難ではありませんし、また英文法はさほど難しいものでないので、半年も集中してやれば相当高度なスピーキングが達成されるはずです。とにかく、日本の学校英語教育においてスピーキングの練習がまったくないという外国から見れば信じがたい状況が、本来難しくないはずの英語スピーキングを難しいものにしているのです。この状況を早く変えるべきです、生徒のために。
社会人にとっても作文することが文法の習得において有効なので高度なスピーキングを身につけたい場合は、ぜひ作文してみることをお勧めします。ライティング編をご覧下さい。

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