続き 大学受験英検英語教室
2018.03.24
費用がまったくかからないというすぐれものです。この方法で今度は前とは違ってもっぱらNSLを実行することにしました。1級受験前のSLである程度のリスニング力は出来ていたので、おそらくNSLでもかなり効果があるだろうと思ったからです。
主に利用したのはBBCでした。ご存知イギリスが世界に誇る巨大放送網です。詳しくは知りませんがBBCの事務所がない国はないと言っていいのではないでしょうか。このBBCには国内版と国際版がありますがもちろん国際版を聞いていました。国内版ではイギリス人にしかわからないような内輪の話題も扱うのでリスニングの訓練には不向きだからです。
今回のやり方は簡単です。たくさん聞く。ただそれだけでした。寝る時も聞きながら寝ていて、そうすると自分の夢と聞いている内容がいっしょになるという少し不思議なことも何度か体験しました。おそらく毎日5時間くらいは聞いていたはずです。
こういう生活を半年ほど続けました。どうなったか。結果は案の定でした。さすがにこれだけ大量に聞いているのですから、英語の音声に対する感覚が研ぎ澄まされてきてBBCの聞き取りがほぼ完全にできるようになっていました。英検協会のHPでリスニング問題で実際に使われた音声を聞くことが出来るのですが、「こんなに遅く、内容も簡単だっただろうか?」と拍子抜けするほどでした。
BBC以外にもABCというオーストラリアの公共放送もネット上で聞いていたのですが、こちらはやはりなまりがある事があるので、BBCとくらべると聞きづらいです。このようにBBCやABCなどで鍛えていると英検1級のリスニングはまったく苦にならなく(もちろんTOEICも)なります。
私の場合はこのようにして大の苦手のリスニングを克服しましたが、そうでなければこうして本を書くこともなかったでしょうから、私にとっては努力した甲斐があったとつくづく思います。あまりお金がなかった私には月々6冊合計2000円程度でリスニング力を大きく伸ばすことができたNHKのテキスト、NHKには本当に感謝しています。
リスニング訓練は講座や教材の必要はない。NHKとBBCですべて解決する。
これがリスニングに関する全真実です。