リスニング上達のポイントは3つだけ 大学受験英検英語教室
2018.03.13
リスニング上達のポイントは次の3つ以外ありえません。すなわち
①たくさん聞く
②聞き取れない箇所はスクリプトで確認する
③集中して聞く
何とか方式などと称した教材や講座がありますが、リスニングに関してはそういうものは一切ありえません。どんなに理屈をこねようと最終的には上の三つに集約されるはずです。ですから何も難しい話ではありません。極めて単純な話(教材や講座は一切不要)なのです。
聞き取れない理由
英語が聞き取れない原因は大きく分けて2つしかありません。
①慣れが不足している。
②その音声に対するデータが頭の中にない
①に関してはたとえばスポーツがわかりやすいと思います。まったく初めてのスポーツをやったとします。ボクシングで考えて見ましょう。技術的なことをまったく教わらなくても毎日リングの中でパンチを出したりよけたりしていればだんだん慣れてきて強くなるはずです。リスニングも同じで毎日聞いていればだんだん聞けるようになってきます。英語圏でしばらく生活するとだんだん英語が聞けるようになる(話すのも)というのは疑いのない事実です。
②に関してはたとえば知らない単語を話された場合、文脈から判断できる場合は別として基本的に聞き取れないはずです。これは母国語でもそうで、本州にはない私の名前(古波蔵-こはぐら)を聞いた人の多くが「え?」という反応をするのはそういう理由からです。
また知っている単語でも自分の頭の中にある発音やイントネーションとは違う形で発せられると聞き取るのが難しくなります。スクリプトを読んでみても意味がわからないという場合も当然聞いて理解することはできません(この意味でリーディング力はリスニング力においても大きな意味を持っている)。
これはそのセンテンス全体の意味に関するデータがないということを意味します。このように単語、音声、センテンスこれらに関してそれが何を意味する
のかデータがなければ聞き取ることはできません。