本を読むことの重要性 大学受験英検英語教室
2018.03.09
基本的にこの本は英語の本ですが、国語の重要性についてはいたるところで触れているとおりです。国語が出来なければ英語(に限らず外国語はすべて)もできるようにはならないと。そこでどうすれば国語が出来るようになるかについてお話したいと思います。
まずは私自身で言えば子供の頃、父親がいろいろ本を買って来てそれを読み聞かせたりしてくれたのが非常に良かったと思います。本を読むというのは学問の基本ですよね。どんなにITが進んでも本がなくなることはありえないと思います。 さらに言えばITと本は両立が難しいのではないかとも思います。最近の調査でご存知の方も多いと思いますが、とにかく最近の子は本を読まなくなりました。一ヶ月に一冊も読まないというのは今は普通のようです。これでいい訳がありません。本を読まない人間の増加がこの国をどう変えていくのか想像するだに恐ろしいです。本を読まない文明国は存在しないでしょう。日本は文明国ではなくなるでしょう、このままでは。
この本を読まない原因がITと深くかかわっているように思えるのです。ITが発達しだしたのと時を同じくして本を読まない子供、若者が急増したというのは立派な状況証拠ではないでしょうか。私が子供の頃は携帯もゲームもなかったので、遊びと言えば鬼ごっこ、かくれんぼ、キャッチボール、地獄車、ブルースリーごっこなどで、勉強は塾も何もなかった(その必要もなかった)ので、学校の勉強をやっていました。 これで十分だったのです。あとは図書館で何か本を読んだり。塾というのは大学受験に落ちて初めて予備校に通ったくらいのものです。当時は学校の授業と宿題、家での読書、これで十分な学力が身についたのです。
ところが今は本来不要な遊びが多すぎます。携帯電話、テレビゲーム、インターネット、携帯用ゲームなどです。この携帯ゲームなどは電車の中でピコピコやっているあれで、これがあるゆえにせっかくの読書の機会、時間が奪
われてしまっていて、子供にとっては甚だ不幸なことだと思います。一般的に言うならば、物が多いほうが幸せなのでしょうが、度を越して多いと却って人間を不幸にしてしまいます。PCやインターネットなんかいくつになっても覚えられます。
しかし、本を読むのは小さなうちから習慣づけなくてはいけません。子供たちがもっと本を読むように、為政者の方には何かいい知恵を出してもらって、学校や家庭と協力しながら繁栄する日本を実現してもらいたいものです。