大学では論理的スピーキングを 大学受験英検英語教室
2018.03.08
高校レベルではいわゆる“英会話”でもいいでしょうが。大学生ともなるとそれだけではお粗末過ぎます。いやしくも国の最高教育機関です。国語でもそうですが、英語でも議論する能力が必要だと思われます。東京にTEGという英会話のサークルがあり、神奈川、千葉、埼玉と年々活動の範囲が広がり、活況を呈しているようです。
会費はなし。1回300円程度の参加費だけです。おそらく英会話サークルとして日本で一番大きいはずです。私自身は行ったことはありませんが非常に参考になることがあります。それは大会場でもスピーキングの練習は可能だということです。このサークルが活動を行う会場は公共の施設なのですが、これが小さな体育館くらいの大きさがあるのです。
その部屋ではいろいろな団体が行事を行い、例えば社交ダンスなどをやることがあります。大きすぎて英会話の教室に向かないように思えますが、そんなことはありません。テーブルを持ってきて、数名のグループに分けて、そのレベルに応じたことをやるのです。もちろん、英語を話すわけですが初心者なら会話程度、中級者ならもう少し込み入ったことを、上級者ならスピーチやディベートなどという具合に。こうすればレベルがまちまちでも各々が満足できる練習が可能なはずです。別に先生はいなくても一人がリーダー役になればきちんと進行していきますし。
大学も学生と日本の将来を考えて、今すぐにでもここを見習って最高学府に学ぶものとして当然の英語スピーキング力を学生につけさせるべきです。先生を雇う必要はありません。状況さえ設定すれば、あとは彼らが勝手にどんどん話していくはずです。それまで6年間英語を勉強していて、話せないということは絶対にありません、きっかけさえ与えてやれば。大学でも英語を2年間やるのですから、そうすると合計で8年間。これだけやっていて、学生が英語を話せないという現在の状況を恥ずかしいと思わなくてはなりません。明日にでもTEGに見学に行って、来週からでも始めていただきたいと思います。