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続き  大学受験英検英語教室

2018.03.06

そうして、かっこをつけなければ知っている単語で結構話せることがわかれば学習意欲が当然湧いてきて、単語をもっと覚えようという気になるでしょうし、覚えやすいはずです。もちろん、ESNAを提唱する私はこの訓練は日本人講師が主体になってやらなくてはならないと考えます。日本語で説明できるのは日本人講師だけだからです。
もちろん、ネイティブがいても何も困りませんが、その役目は生徒に「片言英語でも通じる」という自信をつける、そしてやる気をおこさせるというものであるべきでしょう。何度も言うようですが、初心者レベルの英語学習者には絶対に日本語による説明が必要であり、英語だけでは絶対に上達しません。
さてこのようにして「英語が通じる」「英語が話せる」という自信は彼らにとって大きな財産になることでしょう。消費者苦情センターに寄せられる苦情のなかで一番多いのがエステに関するものでその次に多いのが残念ながら英語教材、英会話学校に関するものだそうです。
学校教育でスピーキングの練習を行い、またネットを使ったリスニング訓練も教えてあげれば「~するだけで英語が話せるようになる」などのキャッチフレースに騙されることが少なくなるでしょう。英語を何十年やってきて、また20年ま
じめに教えてきた私の経験上、「~するだけで英語が話せるようになる」ことは絶対にないと断言します。
もしこれが本当ならば、英語講師の多くは路頭に迷うことになるでしょうが、そういう話はついぞ聞いたことがありません。こういう広告を見るたびに「こういう広告があるのは信じる人がいるのだな」と暗澹たる気持ちになります。肝心の実行法ですが、週4回の英語の授業のうち、2回をESNAにあててはどうでしょうか。
一クラスの数が40人ならそれを8つに分けて1グループ5人程度がいいでしょう。テーマを決めて自由に意見を言わせたりします。この時、一人を司会者にしてなるべく全員に同じ位の発言機会を与えます。同じテーマでずっとやると飽きますし、話すネタもなくなるので、適時テーマを変えていきます。そのあたりは教師がきちんと全体に気を配りながらやっていきます。

このようにして、スピーキングの訓練に適切な人数にして話しやくする、話さざるをえない状況にするなど、さまざまな工夫を凝らしていけば、このESNA の授業はおそらく生徒にもっとも人気のあるものになるはずです。人間は基本的におしゃべりな動物です。話される言葉の多くが特に意味を持たない、ただ話す楽しみのために話されるということを読んだ記憶があり、また実際私もその一人です。英語というのは一般に人気のある外国語ですから、これを使って話す授業は生徒に喜ばれるに違いありません。

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