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名前の語順    大学受験英検英語教室

2018.02.24

長らく英語式に、Takeo Kinjo (健夫 金城)の語順を使ってきたのですが、これは本来おかしなことなのです。逆に考えてもわかります。イギリス人が日本に来て日本語で紹介される時に「彼は当社エンジニア部門の新しいスタッフ、ブレア・トニーです」と言われたらどうでしょうか。変ですね。トニー・ブレアさんでしょう。

名前の順序で姓が先に来るか個人名が先か国によって異なります。名前などの固有名詞は、他言語に変換できないものです。普通名詞の猫をcatと言うことはできても一ツ橋大学をOne Bridge University とは言えないのです。個人名も金城を Gold Castle としてはいけないし、またその順序も本来変えてはいけないはずです。変えてはいけないからこそ、ブレア・トニーがおかしく聞こえるのです。
お隣の韓国や中国ではそのままの語順です。すなわちKim Dejun(金大中)、Hu Jintao(胡 錦濤)であって、Dejun KimやJintao Huではないのです。名前は非常に重要で人格の一部にすらなっているとも思えます。
以前は私もそれまでの慣行に習って Isamu Kohaguraと自己紹介していましたが、国際英語に目覚めてからはこの語順に違和感を持つようになり、今では本来の私の名前を名乗っています。韓国や中国が自分たちの名前の語順を守り抜いてきたことは彼らが自分たちの文化に強い誇りを持っていることを思わせ、敬意を表したいと思います。
韓国人、中国人と英語で話したこともまた学校での英語教育を研究したこともないのですが、おそらく我々日本人のようなネイティブ崇拝はないのではないかと思います。日本もネイティブ崇拝をやめ、また名前も本来の語順にすべきでしょう。
国際英語をそれとなく国民に啓蒙しているNHK英語講座でもそうなっていますし。今はMy name is Kinjo Takeo. と言ったあとに、いちいちKinjo is the

family name. Takeo is my personal name.などとしなければ、相手の外国人もどっちがどっち?と混乱するでしょうが、やがてこういうことをしなくてもいいようになることを願ってやみません。ぜひ国が音頭をとって「規格統一」してほしいものです。

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