日本語の単語や言い回しが英語として使われることがあります。例えばbonze メジャーリーグのホームラン王ではありません。坊主を意味するれっきとした英語で辞典にも当然載っています。もちろんこれは日本語の坊主からきています。いくつか並べてみました。気をつけなくてはいけないのは、知名度に差があるので、相手が知らない場合があることです。
例えば tsunami などはインドネシアでの大津波事件が何度も報道されその中でこの言葉が使われたこともあり、すっかり英語として定着しています。
karateもそうでしょう。沖縄発祥の武術でいまや世界一の修行者数を誇る武術で、英語圏には類似したものがなかったので相撲のようにJapanese wrestling と言うことができずそのまま採用したわけです。
これに対してsyoyuはsoy sauce(大豆から作ったソース)という言い方も可能なために、知名度が落ちることが考えられます。そういうことを踏まえた上で使う必要があります。しかし、沖縄のハブがいつのまにか英語になっていたとは。きっと沖縄駐留の米軍関係者でしょう。普段あまりいいことしませんが、これはOKです。これでI have a habu.という昔使った冗談がもう使えなくなりました。巻末に英語になった日本語を掲載しました。