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単語の発音耳で覚えるのは至難の技 大学受験英検英語教室

2018.02.13

以前、単語を覚える時は発音記号にも留意する必要がある(これは発音も上手になりたいという場合の話ですが)のメリットについての話をしていたら、「私は耳から単語を覚えるようにしている」という方がいました。残念ながらこの方法が有効だとは思えません。なぜなら外国語を聞いてその発音を正確に聞き取るのは至難の業だからです。
話が少し飛ぶようですが、私の知り合いに久手堅(くでけん)という方がいます。沖縄独特の名前で初対面の人に名前を聞かれるとその方ははっきりと相手に聞こえるように(くでけん)と発音します。しかしそれでもほとんどの方は「え?」と聞き返してきます。これは聞いたことのない名前だと日本語であっても「データがない」と一回で聞き取るのは困難だからです。
私にも同じような経験が何度かあります。例えばある方と初対面のときに、その方が「塩飽」と名乗ったことがあります。これは「しわく」と読みますが、相手がはっきりと「しわく」と発音したにもかかわらず,聞いた事のないあまりにも珍しい名前の為に私の耳、というより脳が聞き取れず、2度ほど聞き返しました。しかし、日本は広いです。こんな名前があったとは。
さて話を戻しましょう。これらの事からわかる事は聞いたことのない単語は例え母国語であっても聞きとるのが困難だと言う事です。これは聞き取るという作業はその対象となる音声を一字一句聞いているのではなくそれまでに頭の中に蓄えた情報(人の名前でも何でも)と照らし合わせて、聞いて理解しているという事なのです。
従ってその情報がないとなると脳はパニックを起こす事になります。このように母国語でさえ初めて聞く単語を正確に聞き取るのは難しいのですからこれが外国語なら不可能と言っていいでしょう。聞き取れないか誤って聞き取って誤った形で記憶して誤った発音をするのが落ちです。
   ですから、大昔とは違って今は辞典と発音記号という宝物があるのですから、これを活用して発音記号を頼りに単語を覚えてください。何度も言いますが我々はネイティブのように耳で聞いて覚えたり、話したり出来ないのです。発音記号やスクリプト(リスニングの練習で聞き取れない所は)や文法を使って英語力を向上させるべきなのです。ネイティブが英語を身につけるのと我々が英語を学習する方法は当然違って然るべきなのです

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