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NHK英語の謎①カタカナ英語    大学受験英検英語教室

2018.02.09

以前NHKのラジオジャパン(海外へ向けた英語放送)や、それ以外のNHK英語ニュースを聴いていた時に謎だったのが、なぜもっと発音の上手い人(ネイティブやバイリンガルなど)にアナウンスをやらせないのかということでした。この番組では日本人アナウンサーがカタカナ英語に近い発音で英語を話すのです。

帰国子女なんかNHKにはいくらでもいるのだろうから、そういう人を使ったほうがいいのではないかと考えたのです(浅はかにも)。この謎が解けたのは数年後でした。ちょうど他の謎が解けたのと同じ頃です。その答えを言う前に、仲間から聞いた話をします。その人は以前、国際的な取引のある法律事務所で働いていたそうです。そこの上司は絵に書いたようなカタカナ発音で、堂々と外国人クライアントとやりあう人だったそうで、そのあまりの威風にその人はすっかり「こういう風に発音しなくてはいけない」と思い込んでカタカナ発音をまねる有様だったそうです。
カタカナ発音大いに結構ではありませんか。日本にいる日本語を話せる外国人の日本語も「カタカナ」日本語のはずです。それをとがめる人はいません。「君の日本語はカタカナ日本語だ。おかしい」などと。「カタカナ」日本語が通じるのならば「カタカナ」英語も通じるはずです。
よく日本人はLとRの発音の区別ができないなどと言われます。たしかにそういう人も結構います。しかし、これが原因で何か人命事故が起こったという話はついぞ聞いたことがありません。オースラトリアのレストランでliceと発音したら本当にliceが出てきたという話も聞いたことがありません。
  相手は我々よりはるかにlistening comprehensionの優れたネイティブです。ある状況下のある文脈における英単語をlisteningすること(音声を聞き取る)だけではなくて comprehension(それが本当は何を意図するのか理解する)することも優れているのです。

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