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音読について 続き  大学受験英検英語教室

2018.02.08

それよりも、実際の音声を聞いて、そのとおりに発音してみる練習を実施したほうがはるかに身につきます。
こういう訓練を繰り返しているうちにイントネーションや強勢についてのルールが自然にわかってくるのです。こういうことがわかるために必要な期間はそう長くはないと思います。学校の生徒ならば中学3年間で十分でしょう。私がこのパターンで、高校へ行ってからは一切こういうことをやらなくなりましたが、その時にはもう身についていました。社会人で毎日やるのならば、数ヶ月くらいでマスターできると思います。スピーキングの練習を他の人としていると、このような練習をきちんとやっている人は少ないということを痛感します。本当は大事なことで、上達するためには絶対に欠かせない練習なのですが。発音が上手くなるために外国へいく必要はまったくありません。発音記号を覚えて、模範的な音声をまねて音読をある期間実行すれば、それがすべてです。
次に、本格的なスピーキングの訓練としての音読の効果ですが、すでに言いましたように、はなはだ不十分なものと言わざるを得ません。音読でセンテンスを話す際のイントネーションや強勢について「発声の仕方」を学ぶことはできても、自由自在に話す練習にはならないのです。もうすでに述べたように「英語を話す」というのは

①適切な単語を頭の中から引っ張り出して
②それを英語の語順で(音声として)並べる

ことに他なりません。音読では(シャドウイングでもそうですが)あくまで他の人が用意したセンテンスをオウム返しするだけであり、自分で考えて①と②を行うわけではないので「話す」練習にはほとんどならないのです。
繰り返しますが、音読は初心者が「英語の発声の仕方」を学ぶ上では欠かせないのですが、「話す」練習にはなりません。「話す」練習としては相手を見つけるか、一人でセルフスピーキングをするかのどちらかを実行する以外にありません。
(注)目標とする英語レベルが海外旅行で英会話、程度なら音読の練習すら必要ありません。とにかく単語を並べるだけでOKです。

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