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実はネイティブも発音がわからない     大学受験英検英語教室

2018.02.02

ご存知のとおり、英語ではスペルと発音が必ずしも一致しません。初めて見る単語の場合、大体こうだろうと見当はついても推測の域をでないのです。かねがね疑問に思っていたのであるオーストラリア人に聞いてみたことがあります。「私はある単語を初めて見た場合、発音を知るには辞典を引いて発音記号を調べるが、あなたはどうしますか」と。
その答えは「だいたい見当はつくが、正確に知ろうとする場合は辞典を引いて発音記号を調べる」でした。やはり思っていたように彼らも発音は苦労するのだなと。英英辞典を引けばわかるように、単語には発音記号がしっかり載っています(文字と音声が一致する日本語辞典とは違って)。英英辞典は言うまでもなく、ネイティブが使用するものです。
子供の頃から英語を使っている人にこうして記号でもって発音の仕方を教えているわけなのです。ですから、我々ノンネイティブが単語を覚える場合、発音記号をしっかりチェックするのはなおさら当然のことなのです。驚く人も多いでしょうが、実はネイティブはスペルをよく間違えるのです。日本人なら漢字の間違いはあってもひらがなを間違えることはないでしょう。英語には漢字に相当するものはありません。ひらがな(アルファベット)だけです。そのひらがな(アルファベット)を間違うのですから、ある意味これは驚くべきことでしょう。
もし日本人がひらがなを間違えることに例えて考えてみれば。
しかし、これはよくあることなのです。例えば数年前にアメリカの大統領がある小学校を訪れてトマトのスペルをtomatoeと書いたらすかさず子供から「違うよ、tomatoだよ。eはいらないよ」とツッコミをいれられ、ボケる余裕もなしに赤っ恥をかかされたことがありました。
「トウ」と発音するスペルはtotal などにある to と toastなどにあるtoa ,そし

てtoe の3つがあるのです。そのために音声だけでトウメイトウ( = トマト)を覚
えた場合、英語のネイティブでもこのようにスペルを間違う可能性(2/3)があるということになります。
英語ではスペルからある程度、発音を推測することは出来るのですが、例外も多いので、こういう方法(フォニックスと呼ばれますが)で、英単語(とその発音)を覚えるのはあまりお奨めできません。その単語の発音をきちんと覚えることはできないからです。
きちんと発音記号に照らし合わせて、覚えていけば大体の発音の仕方がわかってきますし、将来大統領になった時に小学生からツッコミを入れられることもないでしょう。発音も上手になりたいのなら、面倒くさくてもそうしてください。私は中学からずっとそうしてきました(英語が好きだったので)。だから発音がいいと言われるのです。

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