上手な英語を話すには 大学受験英検英語教室
2018.01.31
これまで国際英語という観点から英語は通じるためにあるということを書いてきました。確かにそのとおりです。でも中には英語講師など、職業上「上手いと思われる英語」を話したいという方もいるでしょう。その方法論を記したいと思います。この方法は私自身だいぶ以前から実行していることでもあります。まずは英語の上手さの定義から考えて見ましょう。
生きた英語、ナチュラルな英語といった言葉があまりにも氾濫しすぎているので、肝心なことを見失いがちなのですが、冷静に考えれば、スピーキングの上手さは以下の3点で決まることに異論はないでしょう。そしてこの3点を向上させるためにはネイティブはまったく必要ないことも説明しましょう。
①なめらかに話せるということ
②文法的に正確に話せるということ
③音声的に正確に話せるということ
①に関して
これはとにかく量をこなすしかありません。スポーツと同じでたくさん練習する事によって早くなる(なめらかになる)のです。一般的に留学などの経験のある人の英語が流暢なのはたくさん話すからです。もちろん日本国内であっても英語をたくさん話す練習をすれば流暢に話せるようになります。
海外へ行く必要もなければ、ネイティブに練習相手になってもらう必要もまったくありません。日本の中であっても、とにかく英語をたくさん話せばいいのですから、日本人の友人に相手になってもらったり、英会話サークルへ通ったり、あるいは一人で、英語をたくさん話せばいいわけです。
英語を話すと言うのは最初のところでも言いましたが、英単語を口頭で並べるだけです。したがって相手はだれでもいいどころか、いなくてもこれは実
行できます。これを私はセルフスピーキングと呼んでいて、あとで詳しく解説しますが「こんな方法があったのか!」と思うことでしょう。