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山川君はなぜ英語が話せたのか?    大学受験英検英語教室

2018.01.10

以前東京の大手予備校で講師をしていた頃、同郷の山川君という生徒がいました。沖縄で講師をしていた時の生徒でもあり、私が東京の予備校で教えることになり、上京した時に彼も一緒についてきて1年ほど共同生活をしたことがありました。彼は二浪目ということもあり、まじめに勉強したので、社会的に評価の高いある大学に受かったのですが、そこを蹴ってあえてそれほどの知名度はない大学に入学しました。
その大学は海外留学に力を入れていて(私自身は留学にあまり肯定的ではありませんが)、英語が好きだった彼はそこを選んだわけです。それからしばらくは彼と会う機会はなかったのですが、2年後に再会しました。その時の話が非常に印象に残っています(それを後に本に書くとは思いもしませんでしたが)。
彼はアメリカのオレゴン州にある大学に交換留学生として通ったそうですが「先生、英語って思ったよりも話せるんですね」と言うのです。彼によれば受験英語ばかりやってきて、英会話の練習などまったくやったこともなかったので、話せるか心配だったが自分でも意外なほど話すことができたというのです。それを聞いた私はまったく驚くことはありませんでした。なぜなら私にも同じような経験があったのです。それは初めて「英語を話せた!」という実感があった21歳の時のことでした。
当時私は東京の私大に通っていました。英語と言えば、それまで受験英語ばかりで(特に文法が得意でした)まったく英会話の練習などやったことがなかったのですが、ひょんなことから英語圏の友人を持つ機会に恵まれました。いきなりの実戦です(笑)。英会話の練習などまったくやったことがなかったにもかかわらず英語で話すことにかなりの程度成功したのです。向こうの言うこともわかるし、こちらの言うことも向こうはわかる。私は自信を持ちました。人間不思議なもので自信を持つとまずます上達するようです。

と同時に、学校で教える英語は実用英語とは異なるもので実戦ではあまり役に立たないという世間一般の風評は間違いで学校でやった英語はしっかりと役立つことを悟ったのです。留学どころか海外旅行にも英会話学校にも行ったことはありません。
その後も、外国の人(ネイティブも含めて)と英語で話す機会がありましたが、何の苦労もすることはありませんでした。バングラディシュの人の余りにもなまりのある英語がわからなかった以外は(笑)。それはさておいて、私が言いたいのは「学校で習う英語は確実に役に立つ」という事で、それさえしっかりやっていれば本当は英会話の学校に通う必要はないのです。

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